中 山 公 園
The Zhongshan Park


 海岸に沿って莱陽路を東へ進みましょう。魯迅公園を過ぎ、匯泉広場を右に見ながら東北方向へ行くと、青島最大の「中山公園」へたどりつきます。この公園は緑の木々と四季折々の花に囲まれた広大な公園で、「東園花海」として知られる青島十景のひとつでもあります。

 中山公園は1901年に建設が開始され、園内に桜の木が多く植えられたことから「櫻花公園」と呼ばれました。日本占領時には「森林公園」「旭日公園」と名を変え、1922年には「第一公園」となりました。そして1929年、革命家孫中山にちなんで、「中山公園」となり現在に至っています。

 中山公園は、面積80万平方米の青島市最大の公園です。南、北、西に入口があり、南門が正門となっていて、直径20米の大きな噴水池が私たちを迎えてくれます。
 公園を南北に貫く「櫻花路」の沿道には、その名の通り桜の木が植えられ、毎年4月になると雲海のごとく櫻が咲き乱れ、遊園会には20万人以上の人が訪れて、「春櫻緋云」を楽しみます。



中山公園入場料:5元/人

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(桜が満開の中山公園:Kiminari AZUMA氏提供)

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(桜が散った後も人人人でにぎわう中山公園)

 中山公園は単に櫻だけで有名なのではありません。園内には青島動物園や児童園がつくられ、各所には茶店、土産物店が軒を並べるなど、大人から子供まで、一日中楽しめる市民の憩いの場となっているのです。


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